井上研究室へようこそ

私たちは地球環境問題を解決するためのアプローチとして、移動現象論、反応工学、および微生物工学をベースとして、地球環境の保全と修復、地下資源の有効利用に必要な要素技術を様々な角度から検討しています。


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  • ホームページをリニューアルしました。(2月20日)

井上研究室について

井上研究室では、土壌・地下水汚染とその修復、地下資源や廃棄物の有効利用といった問題を具体的なターゲットにしながら、地球工学、地球科学、反応速度論、微生物生態学、生物工学といった多岐にわたる学問領域をベースとした新たな環境科学の創出を目指しています。

バイオレメディエーション

微生物が持つ多様な有機物を分解する機能を利用した環境修復技術、バイオレメディエーションが着目されています。微生物が担う反応は常温常圧で行われるため、省エネルギー・低環境負荷プロセスとしての利用が期待できますが、ブラックボックスとされがちな微生物生態系の動態や微生物反応の中身を解き明かし、反応を阻害する要因を取り除いていく必要があります。井上研究室では、石油系炭化水素中の難分解成分の微生物分解、有機塩素化合物からの脱塩素などの研究を行なっています。

ファイトレメディエーション

ファイトレメディエーションは様々な植物を使用し、土壌や水から汚染物を分解・抽出・含有・固定化する進出の技術であり、有害廃棄物サイトで使用され確立されている処理法に対して、画期的で費用効率の良い代替法として注目を集めている。ファイトレメディエーション(Phyton+remediation)という用語は1991年に比較的新しく造られ、その基礎的な知識は、造成湿地、油の流出、農業植物の重金属の蓄積を含む研究領域等から得られている。

重金属挙動

自然由来重金属類による土壌汚染が大きな問題となっています。この自然由来重金属汚染をもたらすと考えられる代表例が海成堆積物です。一般的に、海成堆積物中には、硫化鉄などの硫化鉱物が含まれており、これが風雨にさらされ酸化することにより硫酸酸性水が生じ、そのことでより一層、重金属類の溶出が促進されます。一方で、海成堆積物より溶出した重金属類は、新たに生成される鉄やマンガンを主体とする水酸化物,酸化物により吸着除去されることで、拡散防止機構がはたらくことも考えられます。海成堆積物中における自然由来有害元素の化学形態、および化学的風化等により予想されるその形態変化を特定し、海成堆積物からの重金属類溶出の中長期的リスク評価法の開発を行っています。

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